【郷田まみ通信員】アルゼンチンのブエノスアイレス市内のパレルモにある日本庭園に「守礼門」が建てられ、8月31日、亜日文化財団による除幕式が行われた。

ブエノスアイレス市の日本庭園内にお目見えした守礼門の除幕式=アルゼンチン

 アルゼンチンには約6万5千人の日系人が住んでいるが、その85%が沖縄県系。この守礼門はアルゼンチンに住む県系人へのオマージュ(敬意)となった。

 ブエノスアイレスでは「日本文化と言えば日本庭園」と言っても過言ではないほど多くの人に親しまれており、市民らには人気の散歩コースや観光スポット。その日本庭園内に守礼門が建てられたことで、沖縄がアルゼンチンにおいて、日本文化の伝統の継承と普及の担い手となっていることを再認識することができる。

 式には在アルゼンチン大使館の福嶌教輝大使やJICAアルゼンチン事務所の武田浩幸所長、沖縄県の照喜名一文化スポーツ統括監、ブエノスアイレス市国際関係担当のフェルナンド・ストラファセ氏、市の緑地事業責任者アリエル・イアスヘ氏らが出席した。

 照喜名統括監はあいさつの中で、日本の紙幣2千円札に守礼門が描かれていることを紹介しながら、沖縄を象徴するこの門の重要性を伝えた。

 関係者によるテープカットの後、琉球國祭り太鼓が勇壮なエイサーを披露。その後、日本庭園をゆっくり散策し、施設内のレストランで昼食を取った。