【郷田まみ通信員】アルゼンチン出身で沖縄県系2世の演歌歌手、大城バネサさんが4日、在アルゼンチン沖縄県人連合会でコンサートを行った。アルゼンチンを離れて14年、今回は7年ぶりの帰国。日本で活躍する大城さんの歌声を聴こうと、雨天にもかかわらず多くの観客が駆け付け、ホールは満席となった。

7年ぶりにアルゼンチンに帰国し美声を披露した大城バネサさん=アルゼンチン

 琉球國祭り太鼓グループのパフォーマンスの後、大漁旗で作られたカラフルな法被にねじり鉢巻きという姿で登場した大城さんは自身の歌「三陸海岸」「俺の漁歌」と鳥羽一郎さんの「兄弟船」と海の曲3曲を披露した。

 大城さんは終始ユーモアたっぷりのトークで会場を笑わせ、会場を楽しませた。「日本語での生活が長くなりスペイン語が下手になった」と大半は日本語でトークし司会者らが訳す形となったが、途中でマテを飲んだりと久しぶりの母国での公演を本人も楽しんだ様子。

 今年で創立60周年を迎えた在亜西原町人会からは、会長で伯父の与那嶺義勝さんから表彰されるなど、アットホームな雰囲気となった。大城さんは2年前に美ら島観光大使に任命され、今年4月には新曲「逢いたい島」をリリース。10月のウチナーンチュ大会ではグランドフィナーレで歌うことが決まっている。