沖縄県国頭村がやんばる国立公園エリアの国頭村安田沖で、定置網漁体験やダイビングなど、マリンレジャーが楽しめる海洋ツーリズム計画を進めている。国頭村は、新たな観光モデルとして過疎化が進む東海岸の活性化を狙う。国頭漁協が運営し、2018年4月のスタートを予定している。

海上レクリエーション施設「シーベース」のイメージ図(国頭村役場提供)

海上レクリエーション施設「シーベース」のイメージ図(国頭村役場提供)

 計画は、北部振興事業「やんばる東海岸ブルー・ツーリズム拠点整備事業」。事業費は1億8200万円で、国負担が8割。本年度予算では、ダイビングポイントの「シーベース」と、観光デッキやシャワー室を完備したレジャー用船舶の整備費に充てる。

 船でレジャー客を岸から洋上に浮かぶシーベースまで運んだり、船上で漁体験を行う予定だ。海域は水深が比較的深いことから、ダイビングのライセンス取得者のみ受け入れるという。インストラクターの資格がある国頭漁協のスタッフが対応する。

 国頭村経済課は「捕れた魚をその場で食べられるようなメニューも考えたい。ツーリズム産業の新たなモデルになれば」とし、国頭漁協は「現場は北風の影響を受けにくく、冬場のダイビングには良い場所。東海岸観光の起爆剤にしたい」と意気込んでいる。