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  • 沖縄防衛局が8月から高江にレンタカーを放置。料金は79万円に
  • 抗議テント前に駐車され、市民は「妨害目的ではないか」と批判
  • マフラーを違法改造したダンプが工事に出入りしている疑いも浮上

 沖縄県東村高江周辺の米軍北部訓練場のヘリパッド建設問題で、市民らが抗議行動の拠点としている通称「N1ゲート裏」のテント前に沖縄防衛局が長期間、レンタカー2台を放置していることが24日、分かった。借り上げ経費は79万円に及び、市民から「税金の無駄だ」との批判が上がっている。

沖縄防衛局が約2カ月半、放置しているレンタカー=国頭・東村境

違法の疑いが指摘されるダンプの排気口=東・国頭村境・米軍北部訓練場のN1ゲート付近

沖縄防衛局が約2カ月半、放置しているレンタカー=国頭・東村境 違法の疑いが指摘されるダンプの排気口=東・国頭村境・米軍北部訓練場のN1ゲート付近

 防衛局によると、車両は8月2、3の両日に駐車した。当初はテントの出入り口をふさぐように止まっていたため、市民らが人力で数メートル移動させたという。

 防衛局は「7月に工事用道路として沖縄森林管理署から使用承認を得た敷地とその周辺で、速やかに通路として使用できるよう駐車した」と説明している。

 沖縄平和市民連絡会の北上田毅さんは「車両を使用しようとした形跡はなく、本当の目的は抗議行動を妨害することではないか」と疑問視している。

■ダンプ排気口 違法改造疑い

 一方、ヘリパッド建設用の資材を運ぶダンプカーが出入りする通称「N1ゲート」では、車両の排気口(マフラー)に違法の疑いが浮上している。

 マフラーは道路運送車両法などで「左向きまたは右向きに開口していないこと」と決まっているが、N1ゲートではマフラーが横向きに見える車両が出入りしている。横向きであれば違法な不正改造に当たる。

 現場でダンプを確認した県統一連の中村司代表幹事は「明らかに横向きの車両があり違法だ。沖縄総合事務局は厳しく指導する必要がある」と指摘している。