拡張型心筋症を患い、心臓移植が必要な森川陽茉莉(ひまり)ちゃん(1歳9カ月)が25日午前10時すぎ、羽田空港から米国に出発した。渡米後、コロンビア大学での検査やドナー登録を経て、臓器提供者が見つかるのを待つ。

東京大学付属病院から空港に向けて出発する森川陽茉莉ちゃん=25日(ひまりちゃんを救う会提供)

 陽茉莉ちゃんは入院先の東京大学付属病院から専用車両で羽田空港に移動。チャーターしたメディカルジェット機に父の孝樹さん(31)と母の佳菜子さん(24)、医療スタッフらと一緒に乗り、心臓移植に向けて米国に向かった。

 空港で見送った「ひまりちゃんを救う会」の津波成将共同代表は「陽茉莉ちゃんにとって長い距離の移動は初めてなので、緊張して戸惑っている様子に見えた」と説明。「この日が迎えられ、私たちにも感慨深いものがある。米国で臓器提供者を待ち、術後も治療やリハビリ生活が待ち受けるが、沖縄から応援したい」と話した。