沖縄地区税関が24日発表したスパゲティの輸入状況によると、2015年の輸入額は前年比6・9%増の5114万5千円で、過去最高だった。数量は5・6%減の443トンで、14年に次ぎ3番目の多さ。この数年でアラブ首長国連邦産、トルコ産の輸入が伸びたことが主な要因。パスタソースなど商品が多様化し、スパゲティの消費も増加基調という。

スパゲティ(資料画像)

スパゲティの輸入

スパゲティ(資料画像) スパゲティの輸入

 沖縄のスパゲティの輸入数量は09年に急増。良質で手ごろな価格のアラブ産が伸び、08年比約2倍の362トンとなった。12年からトルコ産の輸入も始まり、同年は過去最高の478トンを記録した。数量の伸びに伴い、金額は13年に4千万円を超えた。

 沖縄への国別輸入実績(15年)をみると、数量ではアラブ首長国連邦がトップで180トン。次いでイタリア179トン、トルコ84トンの順。金額ではイタリアの2245万円が最多で、アラブ2045万円、トルコ824万円。

 総務省の家計調査によると、那覇市の1世帯当たりのスパゲティの年間支出額(15年)は741円で、全国41番目。07年(590円)に比べて151円増えた。

 同地区税関は10月25日の「世界パスタデー」を前に統計を発表。「日本の1人当たりのパスタ消費量(2・1キロ)は他国に比べて少なく、今後も消費が伸びる余地がある。沖縄でも堅調に推移していくだろう」としている。