沖縄地方でことし、気温30度以上の「真夏日」を観測した日が観測史上最多となっていることが25日、分かった。気象台や特別地域気象観測所など沖縄県内7カ所の観測所で記録を更新している。沖縄気象台によると「エルニーニョ現象が終息した年は地球全体が温かくなる。その影響で30度を超える日が多くなったのではないか」と説明している。

真夏日の観測日数(那覇)

真夏日の観測日数(那覇)

 25日までに真夏日を観測したのは那覇が133日(平年値95・5日、平年差プラス37・5日)。名護が130日(同93・3日、同36・7日)など平年値を大幅に上回り、宮古島を除く7カ所で記録を更新している。

 ことし宮古島で30度以上になったのは127日で、これまでに最も多かった1971年の128日まであと1日と迫っている。

 ことし最初の真夏日は4月22日に西表島で観測した30・6度。10月に入っても真夏日が続き、25日は那覇で30・0度を記録した。

 10月の真夏日の平年値は4・0日だが、ことしは既に16日記録しており、気象台では「南から暖かく湿った空気が入り込んで気温が上がり、暑い日が多くなった」と説明している。

 沖縄気象台によると、沖縄地方の平均気温は10月後半から徐々に下がり、11月からは平年並みか、平年を下回る見込み。(社会部・知念豊)