沖縄セルラー電話(湯淺英雄社長)が26日発表した2017年3月期の9月中間決算(連結)は、売上高に当たる営業収益が前年同期比1・6%増の305億600万円、経常利益は11・6%増の69億2800万円で2期ぶりの増収増益となった。連結する関連会社は沖縄通信ネットワークとUQモバイル沖縄。

 光通信回線「auひかりちゅら」の回線数増加が売り上げに貢献した。総務省のスマートフォン端末購入補助に関するガイドライン適用で販売関連費用は2億4千万円減となり、営業利益は11・7%増の69億500万円となった。純利益は法人税率引き下げにより17・1%増の49億2900万円。

 携帯電話・スマホの総契約数は2・1%増の64万7300件。格安SIMサービスを提供するMVNO事業者との競争激化で、新規契約から解約を差し引いた純増数は33・4%減の4400件となった。

 モバイル契約者1人当たりの売上高(ARPA)は0・2%増の6583円となった。通信料よりも、auウォレットやauスマートパスなど付加価値ARPAが伸びた。スマホ浸透率は4ポイント上昇して60%となった。

 auひかりちゅらはスマホとのセット契約が好調で、累計回線数が18・3%増の7万2500件、純増数は8・5%増の6300件となった。

 湯淺社長は、県内の光通信回線普及率が全国を7ポイント下回る42%で開拓の余地があるとし、「通期での純増数1万件を見込む。シェア3割を視野に入れたい」と述べた。通期の業績予想は営業収益629億円、経常利益116億円、純利益78億円。