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  • 沖縄県内高校の不登校生徒は1301人、全国平均の2倍に近い
  • 小中高・特別支援校のいじめ認知は2335件で、前年度比1306件増
  • 教育庁「積極的に把握・対応しようという流れが反映された結果」

 沖縄県教育庁は27日、不登校やいじめ、暴力行為の状況を調べた2015年度分の問題行動調査結果を公表した。私立も含む県内高校の不登校生徒は1301人(前年度比33人減)で、千人当たり27・8人となり、全国平均の14・9人の2倍近かった。8年連続で全国ワースト2位。経済的理由で中途退学した生徒は77人で、中退理由の8・2%を占めた。

全国平均の2倍だった沖縄の高校生の不登校数

 教育庁の調べでは、県立高校の不登校の要因は「あそび・非行」が33・5%(全国平均12・5%)で最も高く、「無気力」26・5%が続いた。

 中退者は936人(私立含む。前年度比208人減)で、退学率は1・8%だった。全国平均は1・4%。中退の理由としては、「進路変更」が51・9%を占めた。

 小中学校(国・私立含む)の不登校児童は2222人で、過去10年間で最多だった。千人当たりでは14・9人で、全国の12・6人よりやや多い。経済的理由で長期欠席している児童・生徒は9人いた。

 不登校の要因としては、中学校は高校と同じく「あそび・非行」が35・8%、小学校は理由がはっきりしない「その他」が32・7%だった。いずれも公立学校を対象にした分析。

 小中高・特別支援学校のいじめの認知件数(国私立含む)は2335件で、前年度より1306件増えた。教育庁は「いじめを積極的に把握して対応しようという流れが反映された結果」と分析している。

 小中高(国私立含む)の暴力行為は735件で、前年度より42人減った。