琉球王国時代の芸能や文化を鮮やかに再現する「首里城祭」(主催・同実行委員会)が28日、那覇市の首里城公園で開幕した。第6回世界のウチナーンチュ大会に参加している県系人らも多数訪れ、琉球舞踊や民俗芸能、空手・古武道などの舞台を堪能した。11月3日までの期間中、「琉球王朝絵巻行列」をはじめ、さまざまな催しがある。

華やかな衣装の琉球舞踊が披露された伝統芸能の宴=28日午前、那覇市・首里城公園下之御庭

 この日は同公園下之御庭で「伝統芸能の宴」があった。ブラジルから初来沖の県系2世、アラカキ・テレザさん(82)は「父が毎晩弾いていた歌三線を思い出した」と感激。「首里城の美しいたたずまいと、素晴らしい歌と踊りで夢を見ているよう」と喜んだ。

 伝統芸能の宴は30日まで。29日は同公園で「冊封使行列・冊封儀式」を予定。30日は国際通りを舞台に琉球王朝絵巻行列、11月3日には同公園で琉球王朝祭り首里「古式行列」がある。