「我々ウチナーンチュは、ウチナーンチュであることに誇りを持っている」。今大会で「世界のウチナーンチュの日」に制定された10月30日。沖縄県の翁長雄志知事と2人の提案者が高らかに宣言すると、会場は万雷の拍手と、歓迎の指笛に包み込まれた。

「世界のウチナーンチュの日」制定宣言をする翁長雄志知事(中央)ら=30日午後、沖縄セルラースタジアム那覇

 提案したアルゼンチン県系3世の比嘉アンドレス・オスカルさん(41)とペルー県系3世の伊佐正アンドレスさん(26)は翁長知事と共に登壇。「我々は互いを許し合う寛容な心を持っている」「我々は出会った人を愛する心を持っている」などと、ウチナーンチュの温かさや誇りをうたった宣言文を力強く読み上げた。

 最後には、閉会式直前に2人だけで考えた「ウチナーンチュ」コールを呼び掛け、全員で制定を祝った。

 伊佐さんは「移民し、今は天国にいるウチナーンチュたち、これから生まれるウチナーンチュのためにもこの日を制定した。感謝と希望の気持ちを持って祝いたい」と笑顔。うれしさよりも責任を感じたという比嘉さんは「来年に向けてどんどん盛り上げていきたい」と話した。