「バイバイ」ではなく「いってらっしゃい」-。30日の閉会式とグランドフィナーレに集まった海外と沖縄のウチナーンチュたちは、“チョーデー(きょうだい)”との別れを惜しみ、再会を約束。「世界のウチナーンチュの日」の制定に喜び、「誇らしい」と口をそろえた。

閉会式会場で、お互いの顔を見つけて寄り抱き合う参加者ら=30日午後、セルラースタジアム

<米国>左から七重・ハンターさん、キップ・ハンターさん夫婦、次女のキナさん、長男のアトレイニュさん、長女のカッシーナさん

<メキシコ>カルロス・ルーゴさん

<カナダ>ブライアン・アライさん(21)=カナダ2世

<米国>左から慶子・祈口さん=米国1世、禮子・パーキンスさん=同1世、みどり・ワーレスさん=同2世

<メキシコ>左からルウス・ヒロマさん=メキシコ2世、アレハンドロ・マダリアガさん=同3世、セルジオ・マダリアガさん=同3世

閉会式会場で、お互いの顔を見つけて寄り抱き合う参加者ら=30日午後、セルラースタジアム <米国>左から七重・ハンターさん、キップ・ハンターさん夫婦、次女のキナさん、長男のアトレイニュさん、長女のカッシーナさん <メキシコ>カルロス・ルーゴさん <カナダ>ブライアン・アライさん(21)=カナダ2世 <米国>左から慶子・祈口さん=米国1世、禮子・パーキンスさん=同1世、みどり・ワーレスさん=同2世 <メキシコ>左からルウス・ヒロマさん=メキシコ2世、アレハンドロ・マダリアガさん=同3世、セルジオ・マダリアガさん=同3世

 ハワイ県人会の城間エイミーさん(90)は、初めての参加を「涙が出るほどうれしかった」と振り返った。

 アルゼンチン1世の吉平朝信さん(69)も「世界中のウチナーンチュが一緒に祝える日ができて、とても素晴らしい」と笑顔。「次の大会も100パーセントまた来たい」と目を輝かせた。

 ペルー3世のテルヤ・ノリコさん(35)は2年後にペルーで開かれる若者ウチナーンチュ大会が待ち遠しい。「友だちを誘って必ず参加する」と声を弾ませた。ボリビア3世の真栄城弥生さん(23)は「ウチナーの心に感動した」。10年前に参加したジュニア・スタディーのメンバーにも再会し「本当にうれしかった」と満面の笑みをみせた。

 海外の“チョーデー”と時間を共にした県内のウチナーンチュたちにも、さまざまな思いが込み上げた。

 ブラジルから親族7人を迎えた那覇市の當山全秀さん(73)は「帰っても病気しないで。元気で暮らして」と気遣い、「ふるさとやトートーメーをいつまでも忘れないでほしい」と名残惜しげ。

 ブラジルから親族7人を迎えた宜野座村の當眞修さん(44)は5年ぶりの再会に「大会を重ねるごとに絆が強まっていく。今度はこちらからブラジルに行きたい。子どもたちにも交流を続けてほしい」と期待。

 いとこの子を迎えた西原町の仲宗根友美さん(53)は「地球の裏側にいても、いつもそばにいる気がするので別れは寂しくない。『バイバイ』ではなく、『いってらっしゃい』で送り出したい」と話した。

■本紙が号外3千部

 沖縄タイムス社は30日、「第6回世界のウチナーンチュ大会」の閉会式の模様などを伝える号外3千部を、会場の沖縄セルラースタジアム那覇で配布した。