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  • 嘉手納基地で18日、米軍機の飛行が328回確認された。過去最多
  • 2010年と11年の242回を上回り、最大騒音はF15の100デシベル超
  • 調査した町基地対策協議会は「基地負担は増している」と指摘した

 【嘉手納】嘉手納町民でつくる町基地対策協議会(宮里政一会長)が18日に実施した米軍嘉手納基地の目視調査結果が26日までにまとまり、離着陸や上空飛行などの確認回数は計328回で、2010年と11年の242回を大幅に上回り過去最多となった。

嘉手納基地を飛び立つ米軍戦闘機(資料写真、2014年3月撮影)

 F15戦闘機などによるタッチアンドゴーは44回、滑走路上を低空通過するローアプローチは11回確認された。

 調査は毎年行われ、今回が9回目。午前8時から午後8時まで協議会メンバーが、道の駅かでなから米軍機の種類や飛行形態を1機ずつ調べ、騒音を測定した。最大値はF15が離陸した午後3時46分の100・4デシベルだった。

 協議会によると離着陸が最も多く確認されたのはF15で、それぞれ52回。P3C対潜哨戒機やKC135空中空輸機も離着陸した。

 計328回のうちAH1WスーパーコブラやAV8Bハリアー攻撃機など外来機は38回。

 飛行形態の内訳で最も多かったのは上空飛行の67回で住宅地上空飛行は11回、急上昇は2回確認された。

 宮里会長は「政府は沖縄の基地負担を軽減するというが逆に確認回数は増え、負担は増している。常駐機のF15の離着陸は計100回あったが、そのたびに90デシベル以上の激しい騒音があり、調査結果は嘉手納町の置かれた厳しい環境を表している」と指摘した。