沖縄国税事務所は31日、2015事務年度(15年7月~16年6月)の所得税の申告漏れや追徴税額を公表した。申告漏れの件数は前年度比34・7%増の3616件、所得金額は4・2%減の67億4600万円、追徴税額は14・7%減の8億7200万円だった。

那覇市街

 調査件数は15・6%増の5063件で、そのうち申告漏れなどの件数は34・7%増の3616件。高額・悪質な不正が見込まれる場合の特別調査・一般調査を優先し、前年並みの242件を実施。短期間で行う着眼調査(134件)、電話や面接などの「簡易な接触」(4687件)を増やしながら、幅広く調査を展開した。

 申告漏れ所得金額のうち、特別調査・一般調査で把握されたのは30億2400万円(追徴税額5億2400万円)、着眼調査は2億8千万円(同2千万円)、簡易な接触は34億200万円(同3億2800万円)。

 1件当たりの申告漏れが高額だった業種は、土木工事の2925万円がトップ。次いで施設園芸農業の2033万円、レストランなどの西洋料理1802万円、水産養殖業1535万円、一般土木建築工事1525万円など。

 消費税の調査件数は前年度比11・1%増の1159件、申告漏れは13・5%増の790件。追徴税額は1・2%減の4億2900万円だった。