【恩納】「お富さん」などのヒット曲を生み出した沖縄恩納村出身の作曲家、故渡久地政信さんの生誕100年記念事業の一環で、渡久地さんの誕生日に当たる26日から、村博物館で資料展「昭和を彩った渡久地メロディー」が始まった。会場には渡久地さんの曲が流れ、作曲したレコードが展示されているほか、曲ができたエピソードなども紹介している。11月20日まで(4、7、14日休館)。

渡久地政信さん作曲のレコードや曲ができたエピソードなどを紹介している資料展=恩納村博物館

 渡久地さんは1916年、現在の南恩納区生まれ。6歳で鹿児島県奄美大島の龍郷町に移住した。「お富さん」「島のブルース」などのヒット曲を出し、59年に「夜霧に消えたチャコ」で第1回日本レコード大賞の作曲賞を受賞。88年に村の名誉村民第1号となった。98年、81歳で死去した。

 「渡久地政信生誕100年記念事業実行委員会」(委員長・長浜善巳村長)は、記念事業として12月に村でチャリティー歌謡ショーを開き、来年2月には赤間総合運動公園内に顕彰碑を建立予定。龍郷町では11月に「渡久地ソング」のカラオケ大会があるという。

 長浜村長は「日本でも著名な作曲家である渡久地さんの功績を恩納村でも語り継ぎ、賛同する皆さんとともに渡久地メロディーを広めたい」と話した。

 実行委は顕彰碑建立のための募金を呼び掛けている。振込先は沖縄県農業協同組合恩納支店、口座番号は普通0030473、渡久地政信生誕100年記念事業実行委員会。問い合わせは実行委、電話098(966)1200。