第51回琉球王朝祭り首里(主催・首里振興会)の「古式行列」が3日、首里城周辺であった。琉球国王が旧暦正月の3日に国の安泰や豊作を祈って城下の寺を詣でた儀式を再現。きらびやかな行列を一目見ようと、沿道は大勢の観客で埋め尽くされた。

きらびやかな衣装をまとい、琉球王朝の栄華を再現する古式行列=3日午後、那覇市・首里城(山城知佳子撮影)

 摂政や三司官などの高官の出迎えを受け、国王と王妃がゆっくりと御庭から出発。華やかな衣装を身にまとった行列は守礼門を過ぎ、龍潭(りゅうたん)通りを練り歩いた。

 南風原町から親子連れで訪れた会社員の安谷屋保さん(40)は「直接見ると堂々として立派。普段は歴史や文化に触れる機会があまりないが、貴重な体験をした」と満足げ。

 出掛ける前から「王様見に行く」と楽しみにしていたという長男の孝太ちゃん(3)は、「かっこよかった」とはにかんだ。