石垣出身の歌手夏川りみが9日、5年ぶりのシングル「あしたの子守唄」を発売する。表題曲を含めた3曲はいずれも「THE BOOM」の元ボーカル宮沢和史が作詞作曲。味わいが異なる「3曲3様」の作品が収録される。

宮沢和史提供の楽曲「あしたの子守唄」に情感をたっぷり込めた夏川りみ=那覇市・沖縄タイムス社

 表題曲は夏川の伸びやかな美声をじっくり聴かせる。歌詞は「昨日よりも今日」など、逆風に耐え忍ぶような言葉が並ぶ。

 「宮沢さんらしい、直接的に言い過ぎない言葉で作詞してくれた」と語る。

 宮沢は今年から歌手活動を休止しているが「だめもとで頼んだら快く引き受けてくれた」と夏川。期待以上の楽曲が提供され、「曲の良さをしっかり引き出したつもり」と力を込める。

 2曲目の「夏花の唄」はピアノが印象的なアコースティック調。3曲目「月の蛍」は古典民謡をほうふつとさせる厳かな三線の調べが特徴だ。

 今までにない曲調の組み合わせの1枚。夏川は「ファンの方々に手渡しの気持ちで歌った」と新譜に込めた思いを語った。税込み1300円。