沖縄発の女子フットサル大会「ダイモンカップ」に生活困窮や障がい、不登校、ひきこもり、依存症回復者など「生きづらさ」を抱えた多様な人たちが参加できる「○△□クラス」が新設される。女性の貧困や孤立を防ぐネットワークづくりを目指してきた大会は5回目を迎え、貧困の子どもたちや社会参加に悩む大人にも支援の輪を広げる。

ダイモンの糸数温子代表(前列中央)と、「○△□クラス」参加団体の代表者ら=4日、那覇市牧志

 大会は18~20日、沖縄市体育館と屋内運動場で開かれる。従来の「チャンピオン」「オーバー35」「エンジョイ」「ビギナー」と、新設クラスの5部門の計39チームが優勝を争う。

 「○△□クラス」は、言葉にできないほど大事なことの意味で名付けられた。社会参画の意味も込め、「さんかくクラス」と呼ばれる。不登校・ひきこもり支援の団体、アルコールや薬物依存症の回復者支援団体、精神障がい者のソーシャルフットボールチームなど男子選手も含む10チームが参加。19日は自立のための就労体験として、各団体が飲食ブースを出店する。

 主催する一般社団法人ダイモンの糸数温子代表は4日、那覇市内で記者会見し「生活に困っているならサッカーしてる場合じゃないと言う人もいるが、一緒に楽しむことが人生の糧になり、自分らしく生きていくための資本になる。気軽に交流できる場をつくり、発信していきたい」と話した。