日本トランスオーシャン航空(JTA、丸川潔社長)は4日、2016年9月中間決算を発表した。売上高に当たる営業収益は前年同期比2・9%減の212億1千万円、経常利益は8・8%減の44億300万円で2年ぶりの減収減益。純利益は6・8%減の30億7900万円だった。

JTAの旅客機(資料写真)

 日本航空(JAL)から受託していた空港での地上カウンター業務や貨物の積み降ろし業務などがグループの新会社に移ったことが主な要因。

 営業収益の大半を占める旅客収入は1・2%増の179億6千万円。新機材の導入や那覇-宮古、久米島での夏場の臨時増便、台風が少なく欠航が58便(前年同期283便)にとどまったことがプラス要因になった。

 貨物・郵便収入は3%減の12億円。マンゴーの不作や台風の影響で石垣からの野菜・果実類の輸送量が落ち込んだ。地上カウンター業務、貨物の積み降ろし業務などの収入は、7月の新会社設立で業務の委託体制が変わり、48・2%減の10億9千万円だった。

 営業費用は1・3%減の169億1600万円。新機材の導入で減価償却費が増えた。航空燃油費は前年同期より安かったものの、離島向けの増便で使用量が増えた。

 通期の業績予想は、引き続き厳しい経営環境が続くとみて下方修正。5月の当初予想に比べ、営業収益は5億円減の397億円、営業利益は8千万円減の69億円、経常利益は1千万円減の70億円、当期純利益は6千万円減の49億円を見込んだ。