社会人野球の第42回日本選手権(10月29日~11月8日)でベスト4に入った王子(愛知)の二塁手、伊礼翼(26)=読谷高-九州共立大出=が10日までに、初の首位打者賞と二塁手の優秀賞に輝いた。「全国大会の首位打者は簡単に取れない。素直にうれしい」と喜んだ。

伊礼翼

 伊礼は178センチ、77キロの右投げ左打ち。1回戦から準決勝までの全4試合に4番二塁で先発フル出場。14打数8安打の打率5割7分1厘でチームの4強入りに貢献した。2回戦の日本新薬戦では、0-0の八回裏2死一、二塁で、決勝打となる中前適時打を放つなど勝負強さをみせた。

 4番に抜てきされた昨年の打率は、シーズンを通して1割程度だったという。「自分はホームランバッターではないのに、背伸びしてしまった」と反省し、今季は確実なヒットを狙う本来のスタイルを取り戻した。

 準決勝では九回に逆転負けを喫した。「日本一になれた大会だった。来年は都市対抗で優勝して、首位打者を取りたい」と主軸としてさらなる活躍を誓った。