【福岡市で我喜屋あかね】プロ野球・日本ハムからドラフト3位指名を受けた九州産業大の高良一輝(22)=興南高出=が10日、福岡市の同大学で契約金5千万円、年俸900万円で同球団と仮契約を結んだ。背番号は22日に札幌市内で行われる入団発表で発表される。高良は「開幕1軍を目指して頑張る」と決意を述べた。(金額は推定)

日本ハムとの仮契約を済ませ、笑顔をみせる高良一輝(左)と原田豊スカウト=福岡県・九州産業大

 高良は身長177センチ、77キロの右腕。最速148キロのキレのある直球を武器に1年生の春からリーグ戦に出場し、ことしの秋までに17勝を挙げた。仮契約後、プロへの実感が少しずつ湧いてきたという高良は「自分の良さは真っすぐのキレとコントロール。早く1軍で戦えるレベルに上がりたい」と気合十分だ。

 ことし春に右脚内転筋を痛めたが、「練習でも投げることはできている。完治に近く、不安はない」。ドラフト指名後はランニングや遠投など、指名あいさつで球団側から渡された練習メニューをこなし、来年1月の新人選手合同トレーニングに向けて汗を流す。

 日本ハム10年ぶりの日本一に輝いた日本シリーズは実家で観戦した。「あの雰囲気の中で自分もやりたい。日本一のチームに加わることができると思うと、ワクワクしている」。チームの印象については「先発陣は球が速い投手が多い。打者との駆け引きなど、自分の持ち味を出していきたい」と腕をまくる。

 同席した原田豊スカウトは「制球力やボールの強さ、角度、緩急の付け方など、ピッチャーとして完成度が高い。プロでも先発投手としてローテーションの一角に入れる選手だ」と期待を寄せた。