弁護士会の指導に応じず「法律事務所」の看板を掲げて業務していたなどとして、沖縄弁護士会(池田修会長)は12日までに、特別会員の「沖縄弁護士」6人を戒告処分にした。処分は10月21日付。沖縄弁護士は本土復帰に当たり、司法試験管理委員会の選考や試験に合格しなかった「布令弁護士」などを指す。県内のみで弁護士業務ができ、事務所の看板などや名刺などに「沖縄弁護士」と表示するよう定められている。

 全国で弁護士の不正を追及する市民団体のメンバーが懲戒請求をしていた。戒告は弁護士に対する懲戒の中で最も軽く、弁護士に反省を求める処分。

 弁護士会の懲戒委員会は「弁護士会が『沖縄弁護士法律事務所』にするよう求めた指導に応じず、業務をしてきた」と指摘した。

 懲戒請求した男性は「8人の処分を請求したのに、6人しか処分されておらず、処分も軽すぎる」と指摘。日弁連に異議を申し出たと明らかにした。