【森田のりえ通信員】米大統領選挙が8日、行われたのに合わせてカリフォルニア州下院議員選挙もあり、沖縄生まれのアル・ムラツチさんが当選した。

(右から)博子夫人、娘のソフィアちゃん、國吉信義北米県人会長と笑顔を見せるムラツチさん

 ムラツチさんは、父親が行政官として嘉手納基地に赴任中、1964年に生まれた。沖縄市長を2期務めた東門美津子さんは高校時代の恩師という。

 カリフォルニア大学に進学し、UCバークレーとUCLAで法学博士を取得。2012年に加州議会議員に初当選し、任期中には教育、雇用対策など七つの新しい法が成立した。14年の再選で僅差で敗れた議員に、今選挙で6・4ポイントの差をつけて見事にカムバックした。

 選挙区はロサンゼルスの西南、サウスベイと言われる地域で、日本のスーパーや企業も多く、日系人には住みやすい場所。沖縄県人会館があるガーデナ市もサウスベイにあり、ムラツチ夫妻は県人会のイベントによく来ている。「心はウチナーンチュ」が口癖で「機会があれば沖縄へ行きたい」と話していた。