日本ラグビー協会は14日、欧州遠征中の日本代表に県出身でキヤノンのプロップ東恩納寛太(23)=名護高―帝京大出=を追加招集したと発表した。同日夜、国内屈指のメンバーが集まったチームに合流。19日のウェールズ戦、26日のフィジー戦に挑む。

キヤノンの東恩納寛太(中央)=6月、東京都内

 就任したばかりのジェイミー・ジョセフヘッドコーチ(HC)率いる日本代表は現在、欧州遠征中だ。プロップ三上正貴(東芝)がけがで途中離脱するため、東恩納の招集が決まった。 東恩納は身長178センチ。115キロ。推進力に秀でるプロップとして評価されている。名護高、帝京大でU―18、U―20の代表経験もあり、今年4月、若手主体で戦うアジア選手権の代表メンバーにも選ばれ、全勝優勝に貢献した。

 同日、東恩納は英国に向けて出発した。

 東恩納から直接連絡を受けたという名護高時代の恩師で、県協会の宮城博会長は「驚いた。県のラグビー界にとっても大きなニュース」と喜ぶ。

 若手で構成したアジア選手権の時と違い、国内屈指の選手たちと共に戦うことの意義を強調した上で「(東恩納は)自分の力を外国で発揮したいと意気込んでいた。体の強い外国人選手を相手にスクラムは負けないでほしい」と期待した。