重い心臓病「拡張型心筋症」を患い、渡米して心臓移植を待っていた森川陽茉莉(ひまり)ちゃん(1歳10カ月)が15日午前6時ごろ(現地時間14日午後2時ごろ)、米ニューヨーク市のコロンビア大学病院で移植手術を受け、終了した。支援団体「ひまりちゃんを救う会」のフェイスブックでは「手術を無事に終え、ひまりちゃんの新しい心臓が拍動し、病室に戻ってきた。両親から手術は大成功だった」と報告している。

森川陽茉莉ちゃん(救う会提供)

 救う会によると、陽茉莉ちゃんはしばらくは鎮静状態で、人工呼吸器も付けているが、経過は良好だという。

 陽茉莉ちゃんの両親の孝樹さん(31)と佳菜子さん(24)は救う会のフェイスブックに「手術室に入っていく娘を見送った約10時間後に、新たな尊い生命を授かり、娘が無事に戻ってくれました。戻ってきた娘を目の前にすると鼓動する心臓に不思議な気持ちになり、心の底からドナー(臓器提供者)のお子様、ご家族に感謝の気持ちが絶えません」と報告。

 「娘にはこれからもいくつも試練が待っていると思います。ですがその試練も皆さまから頂いた力でこれからも乗り越えていけると確信しております。これからも温かく見守って頂けるとこれほどなくうれしく思います」とメッセージを掲載している。

 孝樹さんから報告を受けた救う会の津波成将共同代表は「陽茉莉ちゃんの力強さをあらためて感じた。みなさんの支援、応援のおかげで手術が実現し、感謝の気持ちでいっぱいです」と話した。