【東京】米軍普天間飛行場でことし6月に起きた航空燃料の流出事故について、稲田朋美防衛相は15日の衆院安全保障委員会で「報道に関して米側に事実関係を確認している」と答えた。本紙の入手した内部文書や写真などで、壊れた安全装置を修理せず放置していたことが原因だったことが明らかになっている。

普天間飛行場

 稲田防衛相は「米側からは、タンクのバルブに不具合が生じ、燃料漏れを防止する遮断装置が適正に作動しなかったため発生したとの説明を受けた」と答弁。米側に対して燃料などの管理の徹底や迅速な情報提供を申し入れているとし、説明の食い違いについては言及せず「今後も米側が環境面に最大限配慮するよう求めていく」と述べるにとどめた。

 また嘉手納町の調査で、排ガスに含まれる黒色粒子の発生源が嘉手納基地内の海軍駐機場と推測されることについては「調査の動向を注視し、関係機関と協力しながら適切に対応していきたい」とした。照屋寛徳衆院議員(社民)への答弁。