プロ野球巨人の阿部慎之助選手を招いた「ふれあい野球教室」が15日、沖縄県伊江村で開かれた。自主トレのため村を訪れた阿部選手は2007年以来9年ぶりの来島。野球教室には村内の伊江小、西小で活動する少年野球チームと伊江中野球部員約70人が参加した。

子どもたちにバッティングを指導する阿部慎之助選手(右)=伊江村多目的屋内運動場

 今年完成した村多目的屋内運動場に阿部選手が現れると子どもたちは大きな拍手で出迎え、プロの迫力に緊張した面持ち。阿部選手は早速、キャッチングやバッティングなどを基本指導。自ら手本を見せながら「無駄な動きをしない。ナイスボールと声を掛けてあげよう」などと熱心にアドバイスした。バッティングマシンを使った打撃練習も公開し、プロのスイングに会場からは歓声が湧き起こった。

 素振りを指導してもらった伊江NYCの落合朔舞(さくま)君(西小4年)は「教えてもらった打ち方で、たくさんヒットを打ちたい」と笑顔。伊江中野球部キャプテンの山城徳さん(2年)は「守備や打撃練習を思い出し、実戦でも結果を残していきたい」と礼を述べた。

 阿部選手は「親に買ってもらったグローブや道具は大切にし、今日習ったことを少しでも思い出して野球を好きになってほしい」とエールを送り、村にバッティングティーなどの用具を寄贈した。「屋内運動場の施設も素晴らしく感触も良い。野球場など周辺整備が充実したら選手を連れて自主トレを行いたい」と語った。(島袋裕次通信員)