勤務先から不正に入手したクレジットカードの顧客情報を使い、プリペイドカードに入金して利益を得たとして、沖縄県警は17日、三井住友トラストクラブ沖縄事業所の元契約社員の男(33)=西原町我謝=を不正競争防止法違反(領得営業秘密使用)と電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕した。調べに「間違いありません」と容疑を認めているという。

沖縄県警本部

 県警によると、男はことし2月ごろから6月ごろまでの間、不正に入手した複数のクレジットカードの番号などを使用し、十数回にわたって東京都内の会社が発行するプリペイドカード複数枚に計11万6千円分を入金し、利益を得た疑い。

 三井住友トラストクラブによると、男は計約270万円分の利益を不正に得ていたとして、ことし8月に懲戒解雇されている。

 男は入金されたカードの一部をインターネットオークションで売るなどしていたという。

 県警は容疑者が数十件の顧客情報を不正に入手している可能性があるとみて、詳しい動機や入手経緯、余罪などについて詳しく調べている。

 三井住友トラストクラブは「極めて遺憾。心より深くおわび申し上げる。全社を挙げて再発防止に取り組む」とコメントした。