彩り野菜をたっぷり使ったベトナムの定番料理が味わえるcafeすむなーか(「e」の上に「´」)。西原町出身で店主の中谷大吾さん(30)とベトナム出身の妻、ボーティ・ムイ(26)さんが仲良く切り盛りするアットホームなお店だ。落ち着いた雰囲気の店内に入ると、地元の常連客でにぎわっていた。

盛りだくさんで人気のアジアンプレート(1200円)

レトロな雰囲気の店内でムイさん(左)と中谷さんが出迎えてくれる=西原町嘉手苅

盛りだくさんで人気のアジアンプレート(1200円) レトロな雰囲気の店内でムイさん(左)と中谷さんが出迎えてくれる=西原町嘉手苅

 一番人気はアジアンプレート(1200円)。フォー、ガパオライス、レッドカレー、揚げ春巻きが一度に楽しめる、アジア料理好きにはたまらなくぜいたくな一品だ。

 ご飯に乗った半熟目玉焼きをスプーンで崩しながらガパオライスを一口。ナンプラーがきいた鶏肉が食欲をそそる。辛さの中にもココナツミルクのこくがあるレッドカレーもくせになる味だ。牛肉が入ったフォーにお箸を移すとパクチーの香りが口の中で広がり、あっさりした味わいが染み渡る。

 ベトナムコムスンセット(1100円)は、甘辛いタレで炒めた豚ソーキに、パリパリに揚げた殻付きエビがご飯と合う。コムはベトナム語で「ご飯」、スンが「骨付きの豚肉」の意味だという。

 ムイさんは「自分の国の料理をたくさんの人に食べてもらいたい」と笑顔をみせる。日本人向けに辛さを抑えるなどアレンジを加えたオリジナルレシピを夫婦で考案した。

 各セットメニューにはサラダ、飲み物、日替わりデザートが付く。現地から豆を調達したベトナムコーヒー(450円)やベトナムビール(450円)もあり、本場の味を楽しめるのも魅力だ。

 店は2016年1月にオープンしたばかり。「もっともっとメニューを増やしていきたい」と中谷さん。今後も夫婦二人三脚でベトナムの味を地元から伝えていく。(浦添西原担当・伊禮由紀子)=毎週金曜日掲載

 【お店データ】西原町嘉手苅81の4。ランチ午前11時半~午後3時、ディナー午後5時~同9時。月曜定休。電話098(880)6141。