15世紀に三山に分かれていた琉球を統一し、琉球王国の礎を築いた英雄を描く琉球放送の歴史ドラマ「尚巴志」の合戦シーンの撮影が19日、沖縄県南城市内の糸数城跡で始まった。市民ら70人が尚巴志軍と島添(しましー)大里城の軍に分かれ、戦闘を再現した。

歴史ドラマ「尚巴志」の合戦シーンの撮影が始まった。島添大里城の軍と刀ややりなどで戦った=19日、南城市の糸数城跡

 第1話で放映する合戦シーンは、城の石垣が残る広場で実施。敵軍全滅へ気合を入れ、両軍が激突するまで順を追って撮影した。兵士役で参加した北谷町の仲本台起さん(57)は「600年前にタイムスリップした気持ちで闘う。放映は絶対に見る」と意気込んだ。

 ドラマは来年2月から3月にかけ、3話に分けて放送する。市内の名勝・垣花樋川(ひーじゃー)のほか、首里城や福州園などでも撮影。尚巴志や父親、ライバルで北山王の攀安知(はんあんち)などは県出身俳優らが演じる。