キングスが西2位の名古屋を敵地で破り、連敗を3で止めた。13点リードで迎えた第4Qで3点差まで詰め寄られる場面もあったが、冷静に振り切った。伊佐勉ヘッドコーチは「前回、ホームで逆転負けした展開と似ていたが、選手たちが焦ることなくプレーした。勝ててよかった」と安堵(あんど)した。

名古屋-キングス 第2Q、キングスのレイショーン・テリーがシュートを決める=愛知県体育館(Bリーグ提供)

 デビュー戦となった新加入のレイショーン・テリーが、高い攻撃能力を見せた。第2Qは鋭いドライブの得点や3点弾を射抜き、内外の攻撃バランスを生んだ。田代直希、岸本隆一も3点弾を沈め、一時20点差をつける立役者となった。テリーは「最初のゲームなので、チームと一緒に勝てたことが何よりうれしい」と初出場初勝利を喜んだ。

 後半は名古屋に猛追されたが、岸本が果敢にリバウンドに飛び込み、テリーの得点につなげるなど発奮。69-63の場面では3点ラインの1メートル以上離れた位置からシュートをねじ込み、引き離した。岸本は「遠のいていた勝利を意識し、タフに戦えたので良かった。明日も気を引き締めて頑張りたい」と力を込めた。