NPO法人アートリンク(那覇市、宮島さおり理事長)が、琉球漆器の個人工房や美術館、研究機関などをつなぎ、琉球漆器に関する情報を発信するウェブサイト「おきなわ漆Web」を開設。漆産業の復興や知名度拡大、新規ユーザーの開拓などに取り組んでいる。

開設された「おきなわ漆Web」

 県文化振興会の支援事業を受け、8月下旬に開設。浦添美術館や県工芸振興センター、県立芸大関係者らをメンバーにした委員会を年6回開き、情報発信や連携事業について話し合う。今後は琉球料理家や建築家など、幅広く意見を集めていく。

 サイトでは工房や展示会情報、同NPOが実施する小学校への出前授業の様子を紹介。「よろず相談」コーナーでは漆器の修繕や新規注文なども受ける。

 宮島理事長(52)は「今は琉球漆器は産業として成り立っていない。サイトを多ジャンルの人たちがつながる場にして、新しいビジネスチャンスを模索したい」と話している。