【東】沖縄県議会米軍基地関係特別委員会(仲宗根悟委員長)は21日、東村の伊集盛久村長と高江区の仲嶺久美子区長と東村内で個別に意見交換した。面談は非公開。両氏から米軍機の集落上空の飛行、夜間訓練の自粛を求められた仲宗根委員長は「われわれにできることは何かを精査した上で(関係先に)働き掛けていきたい」と述べた。

県議会軍特委のメンバーと意見交換する仲嶺久美子区長(中央奥)=21日、東村・高江公民館

 高江公民館で約1時間の面談後、仲嶺区長は「区のこれまでの抗議活動を説明すると、初めて知ったという方もいた。区と共に行動をしていきたいと言ってくれて心強い」と答えた。

 一方、東村役場で面談した伊集村長は、議員からオスプレイに対する見解を問われたといい「安全性が確認できるまでは運用は容認できないと言っている。(ヘリパッド建設容認と)矛盾しない」と述べた。また、翁長雄志知事がオスプレイ配備撤回を防衛省に要請していることについては「県の考えは分かるが、村としては(北部訓練場の)早期返還を求めている立場。行動までは一緒にできない」とした。

 今回、高江区の状況把握などが目的で訪れた軍特委のメンバーが区長だけと面談したことに、視察を陳情した「ヘリパッドいらない住民の会」の石原理絵さん(52)は「子育て中の母親の話はぜひ聞いてほしかった。面談の内容を聞くと、ヘリパッド建設は仕方ないという風にしか映らない」と批判した。

 石原さんらとの面談がなかったことに軍特委は「会派間の調整があった」と説明したという。