全国の高校生らが自作の電気自動車の走行距離を競う2016エコデンレース大会(主催・全国自動車教育研究会)が23日、大阪府の日本万国博覧会記念公園で開かれ、ワイパーモータークラスで那覇工業高校が8連覇を飾った。美来工科高校も同クラス2位と、県勢が活躍した。

エコデンレースに出場した那覇工業高校の生徒。手前右はワイパーモータークラスで優勝した「HOPE」、左は一般モータークラスで上位に入った「YOPⅡ」=大阪府の日本万国博覧会記念公園(同校提供)

 優勝したのは、那覇工の自動車工作部のメンバーが製作した「HOPE」。本番では代表4人が出場した。レースは40分間で強風が吹く悪条件の中、同チームは1周約320メートルのコースを32周した。

 メンバーは圖師(ずし)智大さん(3年)、宮城智希さん(同)、和田良心(らいご)さん(2年)、棚原佳一人(かいと)さん(同)。メンバーは24日、那覇空港に戻り、部員や家族に祝福された。

 ドライバーでキャプテンの圖師さんは「風で車体が揺れて怖かった」と振り返りつつ、「プレッシャーが大きかった分、優勝できてほっとしている。8連覇は先輩たちが蓄積してきたノウハウがあってこそ」と喜んだ。空気抵抗を減らすため、できるだけボディーを小さくするなどの工夫をしたという。

 大会ではそのほか、一般モータークラスで那覇工の別のチームが15位、八重山商工高校が22位と健闘した。