恩納村谷茶にある沖縄科学技術大学院大学(OIST)の学生らがこのほど、学内向け雑誌「KUROSHIO」を発行した。それぞれの学生がおすすめカフェの紹介や時事問題のコラム、外部教授へのインタビューなどさまざまな分野を取り上げ、学内でも評判という。

雑誌「KUROSHIO」を発行したメンバーのサーヒル・アチャリャさん(左)とリプケン・クリスティーナ・ヘレンさん=恩納村・沖縄科学技術大学院大学

 大学の必修科目でのプロジェクトの一環で、学生8人と外部メンバーの計10人でチームとして発行に関わった。第1号は構想から約半年かけて9月に400部発行。B5判カラーの20ページで、コーヒー好きの学生によるおすすめ店舗や、漫画好きによる鉄腕アトムの紹介などのほか、県内離島の旅行記、コラムなど計10テーマを写真やイラスト入りで取り上げた。

 インド出身のサーヒル・アチャリャさん(22)は「みんなの原稿を締め切りまで集めるのが大変だった」と苦笑いしながら「何もないところからみんなで作り上げていくのが楽しかった」と話す。

 雑誌名を提案したドイツ出身のリプケン・クリスティーナ・ヘレンさん(36)は「沖縄の北側に流れる黒潮と、雑誌という新しいものを始める『潮流』という意味を込めた。学内のティータイムで初披露したが、評判は良かった」と喜んだ。

 1年で3回発行予定で、次号は来年1月を予定。ページ数も増やすという。

 雑誌は全て英語で、webサイト(www.kuroshiomag.com)からも見られる。OIST外からの写真やアートの投稿(editor@kuroshiomag.comまで)も募集している。