福島原発の被災地から来た親子ら50人が20日、久米島町真謝の沖縄県海洋深層水研究所を訪れ、研究栽培しているコマツナ、カラシナ、ミズナを収穫体験した。

久米島町の海洋深層水で育てた野菜を楽しそうに収穫する福島県の親子たち=20日、同町真謝の県海洋深層水研究所

 研究所職員の兼島盛吉さんが指導。一行は海洋深層水を利用した野菜栽培施設で、青々と成長した野菜を楽しそうにハサミで収穫した。町山城の保養施設・沖縄球美の里が受け入れ、16~29日の日程で滞在。今回で第66陣になる。

 福島県矢吹町から家族で訪れた鈴木公美子さんは「きれいな自然の中ですごさせてもらい幸せです」と話し、野菜を生で口にした晴斗ちゃん(4)は「少し苦かったけれど、ハサミで取るところが楽しかった」と笑顔だった。

 球美の里の向井雪子理事長は「新鮮な野菜をいただけて感謝しています。収穫で子どもたちの楽しそうな顔が見られてうれしい」と話した。(比嘉正明通信員)