沖縄県内で唯一のプロレス団体「琉球ドラゴンプロレスリング」(嘉手納町)による社会福祉チャリティーイベント「琉球ドラゴンチャンプルー」(主催・同実行委員会)が23日、沖縄市の県総合運動公園体育館で開かれた。児童福祉施設や特別支援学校などから招待された400人を含む約2千人が、迫力あふれる試合を観戦した。

大きな拍手と歓声を受けながら入場するウルトラソーキ=23日午後、沖縄市・県総合運動公園体育館

 プロレスを通じて社会福祉の輪を広げ、来場者に笑顔になってもらおうと昨年7月に続いて2回目の開催。収益金の一部は市社会福祉協議会に寄付される。

 計6試合の対戦では迫力ある技の掛け合いや空中戦が繰り広げられ、リングサイドでは、その熱気や振動が伝わった。選手同士の掛け合いで笑いを誘う場面もあった。

 メーンイベントは、グルクンマスクのデビュー15周年を記念した「琉王」タイトルマッチ。昨年引退した人気プロレスラーの天竜源一郎さんが立会人としてリング上であいさつし、会場を盛り上げた。

 美さと児童園からは幼稚園児から中学2年生まで14人が招待され、パンフレット配布などを手伝う子もいた。

 北見小学校6年生の女子は「ハイビスカスみぃさんがかっこよかった。痛くないのか心配だけどプロレスラーはすごいと思う」。一緒に観戦した同級生も「人気のある選手は、負けていてもたくさん声援があったけど、応援されない相手側の選手がかわいそう」とヒール(悪役)を気遣っていた。