沖縄県東村高江の米軍北部訓練場メインゲート付近の県道上で26日正午ごろ、ヘリパッド建設に反対する市民らが通行できないよう、警察が「これでふたしよう」と市民らの貸し切りバスを誘導して県道上に留め置き、道をふさいだ。機動隊員や車両で市民らを制止するケースはあるが、民間バスも使ったことに反発の声が上がった。

ゲート(手前左側)への搬入を阻止しようと抗議する市民らを、隊員の人垣と機動隊車両(左)でふさぎ、さらに県道上に貸し切りバスを留め置いて通行を規制した=26日正午ごろ、東村高江・米軍北部訓練場メインゲート前

 砂利を積んだトラックの搬入を阻止しようと市民らが集まったが、警察がゲート北側の車道や歩道を車両と隊員の人垣でふさぎ、近づけない状況に。さらに、駆け付けたバスを見た警察が「留め置けば反対派もこっちに通りきれない。これ(バス)でふたしよう」と発言。市民らを制止する隊員らの背後に誘導して留め置いた。

 バスの運転手は「前に進むよう言われ、通すのかと思ったら止められたままだった」と困惑。沖縄平和運動センターの大城悟事務局長は「県警はトラブル防止のためというが、建設に反対する人を邪魔者、犯罪者扱いし、職務の範囲を逸脱している」と批判した。