【久高泰子通信員】フランスの食の都・リヨン市の「アトリエ28」画廊で5日から来年1月14日まで「窯の名匠達」と題する陶器展が開催されている。この展示会に沖縄の石垣焼窯元の当主、金子晴彦さんが特別招待され、当地で活躍している著名な陶芸家5人と共同出展している。

オ-プニングで笑顔を見せる金子晴彦さん(右から4人目)、リヨン領事事務所所長の小林龍一郎さん(同5人目)ら=フランス

 今回の金子さんの展示作品は10月にイギリスの「Ceramic Art York2016」で展示され、11月にヨーク美術館(York Art gallery)に収蔵された作品と同等の作品。観客はミュージアム・クオリティーの作品に感動していた。

 オープニング・パーティーに訪れた人々は石垣焼の美しさに心打たれ、口々に絶賛。作品を見ていたある女性は「海の中にあるサンゴ礁のラグーンとその周りを流れるブルーの海は、フランス人憧れの情景です」と感動した様子だった。

 金子さんは昨年9月のパリのグランパレ宮殿でのサロン「レヴェラシオン」にも出展。フランスの首相がブースを訪問したほか、ルーブル美術館の地下で開催されたSNBA2016では金賞受賞するなど、フランスのアート史を塗り替える偉業をなし、メジャーな陶芸家となっている。

 画廊館主のクレール・アルノー女史は「世界的に優れた日本の陶芸術の中でも素晴らしい金子さんの作品を我が画廊で展示することができて、非常に光栄。金子さんの作品は大変評判がいい」と語った。