沖縄県衣類縫製品工業組合の会員企業4社の新作が一堂に集う「長袖かりゆしウエア販売会」が29、30の両日、那覇市久茂地のタイムスビルエントランスで開かれる。長袖のみを取りそろえた販売会は県内で初めて。スタイルと色の組み合わせで約50種類を展示・販売。かりゆしドレスシャツに、サンゴの粉末を混ぜて作ったボタンを付けるなどの新提案もある。

サンゴのボタンがポイント。長袖かりゆしウエア

森岡弘氏

サンゴのボタンがポイント。長袖かりゆしウエア 森岡弘氏

 両日とも午前11~午後9時。出品するのはパイプニット、イワキ、ジュネ、日進商会の4社。価格帯は5千~1万円台で、通常より安く設定。1着の購入につき500円分のクーポンがもらえ、当日設置する飲食コーナーで使える。

 29日午後5時半から、ファッションディレクターの森岡弘氏とボタン博物館館長の金子泰三氏のトークショーを開催。森岡氏は、風化したサンゴの粉末を約1割混ぜたピンクのボタンをドレスシャツに縫い込むことを提案。ひと目でかりゆしと分かる「アイコン」とし、他シャツと差別化を図るという。

 森岡氏は「ビジネスでも着ることができ、遊び感覚もある。若い世代にも興味を持ってもらえるのではないか」と強調。「ボタンの売り上げをサンゴの保全に活用すればストーリー性が広がり、共感を得られるだろう」と話している。