翁長雄志知事は29日午前、2020年東京五輪の空手「形」競技の沖縄開催が「非常に厳しい状況にある」との認識を示した。県議会11月定例会の開会後、議会棟で記者団に述べた。

 知事によると24日、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会に空手形の沖縄開催を要請した際、布村幸彦副事務総長から「日本武道館での開催が既定路線であり、IOCの決定もそうなるだろう」との見通しが示されたという。

 知事は「大変残念だ」とした上で、開催地から沖縄が漏れた場合は開会式での空手・古武道の披露や、事前合宿の誘致などに要請方針を切り替える考えを説明。「(県内の官民で構成する)沖縄開催誘致実行委に諮り、力を合わせていきたい」と述べた。