沖縄県石垣市大川の社会福祉法人若夏会多機能型事業所「八重山育成園」(新垣重雄施設長)で、正月飾りのしめ縄作りがピークを迎えている。地元農家から譲り受けた稲わらを使い、今年は2425個を製作予定。29日は市内の量販店に329個を初出荷した。

仕上がったしめ縄が次々と袋詰めされた=29日、石垣市大川・八重山育成園(新垣玲央撮影)

 同園でのしめ縄作りは30年余り続き、作業は毎年1月から始まる。利用者と職員が協力し、園挙げて編みや飾り付けなどを分担。縦90センチ横80センチの特大サイズから、縦50センチ横30センチの小型サイズまで4種類を製作している。

 3人掛かりで作業に当たる「本体編み」担当の與儀永明さん(57)は「今年も上出来ですよ。毎日気持ちを込めて作っているので、飾ってくれたらうれしい」と笑みを浮かべた。

 しめ縄の出荷は離島含む八重山各地のほか、個別注文で本島へも郵送する。問い合わせは同園、電話0980(82)2090。