国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている沖縄県渡名喜(となき)村の伝統家屋修復事業で、入札に関する情報を事前に業者に漏らしたとして、沖縄県警捜査2課は2日、官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の容疑で、同村教育長の渡口亮容疑者(56)、那覇市の工務店代表の男(67)、同社員(53)の計3人を逮捕した。

渡口容疑者の自宅へ家宅捜索に入る捜査員ら=2日午後5時42分ごろ、渡名喜村

 県警2課によると、渡口容疑者は伝統的建造物群保存地区の保存修理工事を巡り有利な情報2件をもらした疑いがある。同社は工事を690万と590万で落札。いずれも落札率98%以上だったという。3人の認否は、捜査に支障が出るとして県警は明らかにしていない。

 県警は2日午後、渡口容疑者の自宅と同社本社の2カ所で家宅捜索に入った。