【沖縄】沖縄市は11月24日、コザミュージックタウン音市場で、スポーツコンベンションシティ宣言20周年記念シンポジウム「スポーツによる地域振興」を開いた。元水泳金メダリストで、現在スポーツ庁長官を務めている鈴木大地さんが講演し、スポーツと地域の特色を生かした政策「スポーツツーリズム」を提唱した。

スポーツコンベンションシティ宣言周年記念シンポジウムで基調講演をする元水泳金メダリストで、現在スポーツ庁長官の鈴木大地さん=月日、沖縄市・コザミュージックタウン

 市は、1996年にスポーツを通して市民の健康や交流を深める街づくり「スポーツコンベンションシティ」を宣言。プロ野球チーム「広島東洋カープ」のキャンプ地やプロバスケットボールチーム「琉球ゴールデンキングス」のホームタウンなどの実績を持つ。

 シンポジウムでは鈴木長官が広島東洋カープの拠点となっている広島市民球場(マツダスタジアム)の例やスポーツ庁の取り組みを紹介。スポーツをファッションなどの他産業と絡めた取り組みをしたいと考えを示し「スポーツで稼ぐ必要がある」と強調した。その理由として「稼いだお金を使って施設の投資や環境整備をし、スポーツ人口を増やすことでスポーツ産業の活性化が図れる」とした。

 マツダスタジアムでは試合を寝ながら見られるスペースや焼き肉や合コンをしながらスポーツが観戦できる多目的なスタジアムで成功していると紹介した。

 桑江朝千夫沖縄市長の公約に掲げている1万人アリーナ建設に関しては「スポーツ産業を成功させる事例になる」と期待を込めた。

 第2部では「魅力的なスポーツ都市を目指して」をテーマにパネルディスカッションし、琉球ゴールデンキングスの木村達郎代表や琉球フットボールクラブの李済華ゼネラルマネージャー、桑江市長らがパネリストとして登壇した。