重大事故を招く路上寝の被害を防ごうと、沖縄県警と県内の二つのタクシー協会は11月30日、那覇市の県警本部で路上寝込み者保護措置の覚書を交わした。

路上寝の事故防止で覚書を交わした県警とタクシー協会の関係者=県警本部

 覚書ではタクシー運転手が路上寝込み者を見つけた場合、後続車両にひかれないようハザードランプを点滅させて横付け停車することや、安全な場所まで移動させるなどの措置を取る。警察へ通報し、事故防止の支援協力にも当たる。

 大城正人交通部長は昨年、県内では路上寝事故が22件あり、うち4件が死亡事故と指摘。「タクシー運転手による保護、通報で事故が1件でも減ることを期待したい」と述べた。

 県ハイヤー・タクシー協会と全国個人タクシー協会沖縄支部の代表も「乗務員一人一人に制度を徹底させ、地域貢献に努めたい」と語った。