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難病克服「奇跡」のフルマラソン ギラン・バレー症候群で寝たきりだった66歳女性

2016年12月5日 12:05

 難病を克服し、一度は諦めたフルマラソン完走を果たした60代の女性。32回目のNAHAマラソンはことしも多くのドラマを残して幕を閉じた。

まひが残る手で完走メダルを掲げる表光代さん=4日、那覇市・奥武山公園陸上競技場

 全身の運動神経がまひする難病ギラン・バレー症候群を克服した表光代さん(66)=千葉県=が発症から10年目で、昨年に続き42・195キロを完走した。まぶたさえ動かせなかった状態からの回復を喜び、「同じ病気で苦しんでいる人に、やればできるんだと伝えたい」と目を潤ませた。

 原因不明で発症したのは10年前。重症化し、7カ月間人工呼吸器を付けて寝たきりの状態になった。「体のどこにもまったく力が入らず、まぶたを閉じることもできなかった」。闘病を経て奇跡的に回復。2年後に退院してからも長いリハビリを続けてきた。

 重症例でフルマラソン完走まで回復するのは「奇跡」だと主治医も驚いたという。「発症から10年。ガードレールにつかまって必死に歩くところからリハビリを始め、きょうが集大成。難病で苦しむ人の参考になれればうれしい」と感慨深げに話した。

 手足には、いまもまひが残る。左足が地面につく感覚がなく、足元を見ながらでないと走れない。細かい手作業も難しく、ナンバーカードのピンは大会スタッフに付けてもらった。

 「きょうは暑くて途中で諦めそうになったけど、小さな子どもや赤ちゃんを抱いたお母さんの応援に未来を感じ、パワーをもらって走りきれた。こんな大会はほかにない。沖縄の皆さんに感謝したい」

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