沖縄県名護市内の農産物加工・販売会社4社でつくる「和(なご)♥シークヮーサー笑費隊(しょうひたい)」と沖縄リゾートウエディング協会は2日、シークヮーサーを使った結婚式「和(なごみ)♥リゾートウエディング」を市内で開いた。6組の応募の中から選ばれた北海道滝川市の品地一樹さん(35)、智恵さん(35)夫婦がチャペル挙式での料理や植樹などでシークヮーサーづくしの祝福を受けた。

「初めての共同作業」としてシークヮーサーの木を植樹する品地一樹さん(前列右)と智恵さん(同左)夫婦=2日、名護市・勝山シークヮーサー

 シークヮーサーを使った新たなウエディング商品を開発しようと初めて企画された。名護市の友好親善都市、滝川市のカップルを対象にモニターを募集。挙式代などは、笑費隊と式会場のアイネスヴィラノッツェ(市山入端)が負担した。

 結婚は来年ぐらいに、と漠然と考えていた2人は「当たるとは思わないけど」(智恵さん)応募。当選の知らせを受け、結婚を決めたという。一樹さんは「婚約指輪を渡したのもギリギリだった」と笑う。

 挙式は智恵さんの両親、難波義男さん(73)、磨智子さん(65)も北海道から駆けつけ、2人を祝福。智恵さんは「チャペルの向こうに青い海と空が見えて、海外みたいな雰囲気」と感激。参列者にはシークヮーサー果汁を使った料理が振る舞われた。

 式の後は、市勝山の勝山シークヮーサー農園で、「初めての共同作業」としてシークヮーサーの木を植樹した。笑費隊の渡具知豊さんは「沖縄では、シークヮーサーは長寿の木といわれている。この木のように根を張って、子孫がつながり、語り継がれる夫婦になってほしい」と祝福した。

 一樹さんは「末永く温かい家庭を築いていきたい」、智恵さんは「初心を忘れず、今ある幸せを大切にしたい」と笑顔で応えた。今回植樹した木になったシークヮーサーは、郵送で北海道の夫婦のもとに送るという。