沖縄県糸満市議会の市議4人が2013年、公費で北海道網走市に出張した際、「市内視察」の時間帯にゴルフをしていたことが5日までに分かった。ゴルフをした市議4人のうち3人は既に議員を退いており、現職の1人は取材に対して「主目的の視察を終えた後で、自由時間と解釈してしまった。認識が甘かった」と釈明している。

 同日、開会した市議会12月定例会では急きょ、議会運営委員会が開かれ、事実関係の調査などについて協議した。

 出張は13年6月4~7日、市議8人が東京と北海道で視察を計画。網走市には5~7日に滞在した。航空機代や宿泊費、日当などとして1人当たり14万8830円が公費(議会調査研究事業費)から支出された。

 網走市では、市役所や商工会議所、漁協を訪ねて地域活性化や地域との関わりについて視察する日程になっていた。6、7両日に「市内視察」の時間があった。この時間帯で、市議8人のうち4人が6日、ゴルフをした。うち3人は7日もプレーしたという。

 ゴルフをした現職市議によると、ゴルフバッグなどは持参しておらず、現地でプレーを決めた。プレー代に公費は充てていないという。この市議は「公費の出張時間を軽んじ、今思えば浅はかだったと思う。観光施設の視察などに充てるべきだった」と話した。