2018年(平成30年) 5月26日

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<米軍ヘリパッド>米バークレー市議会、建設反対決議へ

 【平安名純代・米国特約記者】米カリフォルニア州バークレー市の平和と正義の委員会(リップマン委員長)は5日に定例会議を開催し、「高江ヘリパッド建設再開反対決議」を可決した。絶滅危惧種が生息するやんばるの森で進む米軍のプレゼンス拡大を非難している。同決議は近く同市議会本会議で審議される。

ヘリパッド建設工事が進む米軍北部訓練場内N1地区(桐島瞬さん撮影)

 同決議は、今年7月に高江ヘリパッドの工事が再開されたのを受け、市民らが抗議を再開したと現状を説明。バークレー市で開かれたベテランズ・フォー・ピース(VFP)の総会で可決された高江ヘリパッド建設再開緊急反対決議の中で、琉球沖縄国際支部が、米軍が沖縄の人々に対する暴力的で差別的な扱いに加担しているのは恥だと非難し、米政府と米軍に辺野古の新基地と高江の計画の放棄を促したと言及。そうした現状を踏まえた上で、「バークレー市議会は沖縄の市民らとともに高江ヘリパッドの建設に反対する。また、VFPの決議を支援する」と表明している。

 同決議案は、バークレー市在住の池原えりこさん(沖縄市出身)の提案で、同委員会のダイアナ・ボーン委員がまとめた。池原さんは定例会議で委員らに対し、「高江の闘いは米国では目に見えないかもしれないが、市民らの抗議は今も続いている。米軍基地を使用するのは米軍であり、当事者は米国だ。われわれ米市民には責任がある」と述べ、同決議の重要性を訴えた。

 同決議案が本会議で可決された場合は、カリフォルニア州選出の上下両院議員やオバマ大統領、カーター国防長官、ケリー国務長官らへ送付するとしている。

 バークレー市議会は昨年9月15日、米国の地方自治体で初めて名護市辺野古の新基地建設計画に反対する決議案を可決している。

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