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演習場周辺の防音補助、本土と沖縄なぜ違う? 名護市が岩手で騒音調査

2016年12月10日 11:40

9秒でまるわかり!

  • 他県の演習場周辺では国による防音工事補助があるが沖縄にはない
  • 名護市が岩手県の陸自演習場周辺で調査し、騒音値は同程度だった
  • 沖縄と違って、岩手の演習は具体的日時や音量も事前通知される

 沖縄県名護市企画部の仲宗根勤参事は9日の同市議会一般質問で、市が岩手県八幡平市にある陸上自衛隊の岩手山中演習場周辺で騒音調査をしたと明らかにした。米軍や自衛隊が使う県外の演習場周辺で、沖縄に適用されていない住宅防音工事(防音壁への改造、防音サッシ・防音ガラスの取り付けなど)の補助があることを受け、他県の被害状況を確認した。

「ドンッ」という爆発音の直後に煙がのぼった米軍キャンプ・シュワブ内の久志岳付近=2012年10月、名護市辺野古

 11月10~13日、同演習場周辺の住宅防音補助地域内外で、名護市の測定器を使い調査。砲撃音は補助地域内で最大103・9デシベルを記録し、キャンプ・シュワブ周辺の昨年の最大値102・5デシベルに近い値だった。80デシベル以上の回数は1日で最大307回に上った。シュワブ周辺は昨年1年間で522回だった。

 陸自から八幡平市に事前通知される訓練内容が、日時や使用火器、音の大きさなどを具体的に示していることも判明。名護市が調査した4日間は通知日時の範囲内で、日の出前、日没後の訓練はなかった。

 一方、沖縄防衛局が名護市に事前通知する米軍の演習内容は「0~24時」と終日を想定。使用火器や音の大きさも含まれない。

 仲宗根参事は「あらかじめ知らされている騒音と、いつ聞こえるか分からない騒音とでは条件が違う。シュワブ周辺に被害がある以上、国に対して適切な被害状況の把握と対応を求めたい」と述べた。

 仲里克次氏への答弁。8日、大城敬人氏の質問にも答えた。

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